勝率6割のsolo Q論

※偉そうなタイトルの割に大したことは言いません


☆はじめに

先日、105勝70敗のちょうど勝率6割でGold 2の昇格を迎えました

前シーズンをsilver 5で終えたことを考えると、かなりうまくやったと言えるでしょう。嬉しい

勿論レートが上がるにつれ勝率は少しづつ下がってきていて、この記事を書いている今も、106勝74敗で59%です


たぶん今後6割に戻ることはないと思うので、節目として今までのソロQで異常に高い勝率を保てた要因を自分なりに考察し、挙げていきたいと思います


自分用メモ+参考にできるところはしてってかんじ



◆要因①  強いチャンプを使った


俺のロールはジャングルで、ジャングラーの勝率は他のロールよりも更にキャラパワーに直結している

そして俺は、シーズン前期にはnerfされるまで勝率一位だったviを、後期にはリワークでOPになったshyvana(今見たらジャングラー中勝率一位の53%)を使った

viも全盛期は勝率が54%ほどあったし、やっぱり強いキャラを使うのは大事だと思う



◆要因②  トライアルアンドエラー


そして特に後期は、毎試合同じキャラで決まった動きを繰り返してダメな部分を修正するという回し方をした

試行錯誤は勿論他のロールでも重要だが、ジャングルというロールだからこそ特に効果的だったように思う。対面と敵jgのタイプによって動きを変えなければいけないレーナーよりも、ジャングラーは同じ動きを取り続けやすいからである


具体的な例というか、細かい話をしよう

俺のshyvanaは、鳥赤狼青蛙でレベル4になった後、そちら側の蟹を狩る。そのまま敵の鳥と岩に侵入して、大抵は岩だけ残っているのでトリンケットで最低限のリスク管理をしてから岩を狩る。

岩を奪ったらリコールして買い物、そこから自陣の岩にむかい岩鳥狼蛙と狩る。これでレベル5.7くらいになる。どこかで経験値を拾っていて6になっているなら、敵の赤にプレッシャーをかける。敵のjgが見えたらその都度最適なカウンター。レベル5でのドラゴン管理も視野に入れる

みたいな動きを繰り返してる。

俺はこれを劣化dopaルートと呼んでいる


理論的には、shyvanaの強みがジャングリングの早さとそこからくるタイマン性能の高さであり、これがdopaルート時代のGVの強みと同じであることが、shyvanaでdopaルートを回ることの強さの証明になる

GVと違う点は、6になるまでブリンクがないことと、ジャングリングを進める上でヘルスがGVほど残らないこと

ブリンクがないことが不安要素になるのは一周目の敵岩への侵入。だが、これは相手jgがよっぽど変な周り方をしているか敵midの神トリンケットに引っかからない限りカウンターされない動きなので、ほとんど問題にならない。最悪flashを切れば死ぬことはないくらいに構えていたが、実際敵岩で見つかって殺されることはなかった

しかし、ヘルスが残らない点は重要だ

eliseやlee、kaynのような、1周目が鬼のチャンピオンには、こちらの青に入られたり敵の鳥に入ったところで何度も殺されてしまった。以前のGVであれば、まあほとんどの場合これらを退けることができたはずだが、shyvanaは無理だった


同じdopaルートの動きを繰り返すうち序盤強い敵jgに殺されることが多いことに気付いた俺は、序盤強い敵jg相手にはルートを変えることにした。たくさんleashをもらえるbot側のバフからスタートして、鳥狼(狼鳥)を狩ってからtop側の蟹を狩り、敵の侵入してくるリスクを抑えてからtop側のバフを狩るというルートだ

このルートを採用してから、1周目で無駄な不利を背負うことは格段に減った。そしてそれは全体的な勝率に貢献したように思う


これは失敗から学んだ例だが、逆にうまくいったことは再現性が高そうなら何回もやる

たとえば、自分のバフタイマーと敵のスタート位置から敵の赤バフが湧く時間を予想して管理する動きが、それにあたる。敵赤が湧いた瞬間に取り、敵鳥横のブッシュで待ち構えて、もうそこにない赤を取りに来た敵jgを殺す動きはかなりよく決まる

前述の劣化dopaルートを取ると、二周目の蛙を狩った後に敵赤バフを狩ると大体ちょうどレベル6になれる。shyvanaの強みであるジャングリングの早さとレベル6のパワースパイクを活かせる、非常にいい動きだと思っている。勿論リスクもあるけどね


まあこんな風に、トライアルアンドエラーができたことが高い勝率に貢献したと思う。

重要なのは、キャラの強みをどう活かすのかをを起点に動きを決めることだと思う。俺のshyvanaはたまたま流行りのdopaルートが合っていた(たぶん)が、たとえば今強いsejuaniで同じルートを取っても弱い。強みを活かせるように動きを設定するといいだろう



◆要因③  パワースパイクを活かす動き


どのチャンピオンにも、他のチャンピオンと比べて強い時間帯が存在する。

viならレベル3、レベル6、▽完成

shyvanaならレベル6、金エンチャ完成、フロマレ完成


この時間にうまく有利を取れた試合はかなり勝てている。パワースパイクを把握した上で、それを活かす方法を具体的に考えて動くことが大切であるように思う


lolは5v5のチームゲームで、自分一人がどんなに頑張っても負けたり自分一人がどんなに負けても勝てたりする

そんな中で自分が最大限勝利に貢献するには、弱い時間に負けず強い時間に有利を築くのが一番わかりやすいやり方だ

そういう意味では、パワースパイクが遅いチャンピオンはソロQに向かないかもしれない。ゲームの大勢が決する前に、それを自分である程度操作できるチャンピオンを使っていきたい



◆要因④  強いソロレーナーとduo


かめさん、れいてす、もなか(、おでんぬ)

など。名前消して欲しかったら言ってね

同じtierの人間に比べてフィジカルの強い身内とduoを組めたことは非常によかった。特にjgにとって序盤勝ってくれるソロレーナーほどありがたいものはなく、duoするのに相性がよかった

また、単純にduoの方がtiltしない。メンタル面の作用も大きい

来季以降もよろしく



☆総括


上記の内容を省みて、残り少ない今期を頑張りなんとかplatまで行きたい


3.4.3の法則というものがある

3割の試合は何もせずとも勝ち

3割の試合は何をしても負け

残りの4割の試合は自分の貢献度に勝敗が左右される

という考え方だ。勝敗が3割以下の人も7割以上の人もいないことから、概ね当てはまると思う


3割の負けは割り切って、勝ちへの貢献度を高めていきたい