ラブライブのオタク死ね

先日沼津に旅行をした。

 

漁港で海鮮を食べたり、めんたいパークだのわさびミュージアムだの深海水族館だのに行ったり。

 

初めて訪れた沼津は派手さはないものの人も飯もよく感じられ、彼女共々旅程を楽しめていた。

 

2泊3日のうち2泊目は少しいいホテルに泊まった。

 

朝は早く起き、エレベーターで2階の朝食ビュッフェ会場に向かう。

案内されたのは昨晩食べた懐石料理とは別の会場で、一般的にイメージするホテルビュッフェ的なものも抑えつつ、魚料理を中心に土地のものも用意されている。

 

用意された席に着くと、じんわりとした充足感に包まれた。

私は旅行の行程の中でも、このホテルで朝食をとる時間がかなり好きな方だ。

 

食事という行為自体は日常的でありながらその在り方は非日常的で、そのバランスが「旅行」というものを強く感じさせてくれる。

 

一旦席を離れ、お互いの好きなものをとって席に戻る。

今日の予定をなんとなく相談しながらゆっくりとした時間を過ごすことができていた。

 

 

 

そんな中で唐突に事件は起きた。

 

普通に生きていてまず遭遇することのないようなとんでもねえ清潔感(不潔感?)のオタク群が、朝食ビュッフェの会場を突如占拠したのだ。

 

死神が来てしまった。身構えていなかったせいで…

 

 

初めにそのことに気づいたのは、意外にも聴覚情報からだった。

席に座って取ってきた料理を食べていると

「スソーーーーースソーーーーー」

という音が一定の間隔で聞こえてくる。

 

音のする方に目をやると、最奥の席で30代後半とも50代前半ともとれるような年代の男性が、フォークで何かを口に運んでいた。

 

 

え、換気扇とかじゃないんだ。

初めに思ったのはこれだった。

 

おおよそ人間の体から出るような音らしくなかったからである。

 

たとえるなら、ダースベイダーのマスクから聞こえる「コーホー」という呼吸音。

あれを高く大きい音にしたようなイメージだ。

 

そんで止まらない。全く止まらない。

何を食べているのかも、どうしてその音が出るのかも、どこから出ている音なのかもわからない。何もわからない。わからないという恐怖。そして周囲を取り巻く強烈な緊張感。

わかるのは、息を吸う時か息を吐く時のどちらかに鳴っている音なんじゃないかということだけだ。

 

この時点で単にマナーのなっていない人、失礼な人という域を完全に超えていたので、変な意味でなくなんかしらの疾患や障害のある人なのだと思えた。

 

正直に言えばたまの旅行でそういう体験をするのはあまりいい気分ではないが、疾患や障害のある人にだって私たちと同じ場所で朝食ビュッフェを食べる権利はある。

 

ホテル側に配慮があれば良かったな…と思いつつ、あまり気にしないように努めることにした。

大人としての正しい振る舞いを周囲に期待する以上、こちらにも相応の態度というものがある。

 

そうしてなるべく意識をそらしながら食事をしていると、彼の向かいの席に同じ年代の男性が座り食事を共にし始めた。

会話の雰囲気からして、友人のようだ。

 

すると、先ほどまでの音がピタリと止んだ。

途端に訪れる静寂。

 

 

 

……………

 

 

 

いやいやいやいや。

 

いや無理だって。

 

さすがに隠せてないよ。

だって座る瞬間まで音がしてるんだから。

向かいの人にもバレたよお前がオトオトの実の全身楽器人間だってことは。

 

そんで自覚はあるんかい。

音が出ているという自覚はあるんかい。

 

ここが私の中で一番の許せないポイントだった。

疾患や障害なら仕方がない。自分ではどうにもならないことは誰にでもあって、その度合いが人より大きい人だっているのだ。

 

しかし、自助努力の範囲で止められることならば話は別だ。

 

タバコのポイ捨て。手持ち花火の不始末。

 

このオタクのダースベイダー音生演奏会は、そういったもののように映った。

 

 

そしてふと周りを見てみると、いつの間にか会場が同じ顔をしたオタクに占拠されているではないか。

 

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まずい、囲まれている。

 

誰が何のためにこんなクローンを作ったのかはわからないが、皆同じ顔で何かしらのキャラが描かれたプリントシャツや法被、ビブスなどを着用している。

 

会場にいる人を無差別に均一化させる能力者の仕業かもしれない。

その可能性に気づいた私はまだ少し多い珈琲をぐっと飲み干し、殴られたクレヨンしんちゃんくらい渋い顔の彼女の手を取って急いで会場を出た。

 

 

後から調べてみると、この日はラブライブのキャラの誕生日?その次の日?で、このホテルはそのキャラの聖地的な扱いになっていたらしい。

 

知らんがな。泣きたい。

 

これに関しては、オタクと言うよりホテル側に文句を言いたい。

繰り返しになってしまうが、それなりのグレードのホテルなのだ。

予約時にオタクくん記念日である旨を記載してゾーニングしてくれれば、こちらも自衛できたのに…

 

まあそれにしたって客層が悪すぎるとも思う。

本当にオタクグッズを着たおじさんしかいなかった。公共の場所で周囲に迷惑をかけるタイプの人間は厳しい。

 

自分も美少女アニメコンテンツのキモ・オタクだった時期があるのであまり悪様に言いたくないが、それにしても厳しかった。

 

皆さんにおかれても、旅行先が美少女コンテンツ的な町おこしをしているかの確認はゆめゆめお忘れなきよう。

 

沼津自体はいい街だったので本当に残念だった。

 

☆3。リピなしです。

オモコロチャンネルお悩み相談 雑感

Twitterを見ていると、これが目に入った。

 

オモコロチャンネルが視聴者のお悩み相談に乗りますよ、という動画の中で

「きのこたけのこ戦争についてどう思いますか?」

というお題に答えているシーンの切り抜きのようだ。

 

まず最初にこのツイートを見た時、その通りだなと思った。

オモコロってそんなに偉いの(反語)である。

 

『初めて触れた人の面白がりを否定してはいけない』

という発言から、オモコロ(ないし恐山)が考える、きのこたけのこ戦争に対するインターネットの思想構成は以下のようなものだと読みとれる。

 

➀ルーキー層

インターネット的な面白さに触れ始めた層。

きのこたけのこ戦争を面白がっている。

➁ジュニア層

ルーキー層が年月や啓発を経て変化した集団。

きのこたけのこ戦争を以前は面白がっていたが現在は面白がっていない。

③シニア層

ジュニア層が年月や啓発を経て変化した集団。

きのこたけのこ戦争を以前は面白がっていたが現在は面白がっておらず、ともすればルーキー層を揶揄することもあるジュニア層を窘めることのできる視座の高さを持つ。

 

➀が面白がっていることに➁が口を出してはいけないよ、と③が言っているという構造である。

 

そして発言から透けて見えるこの構造意識こそが、自分が「オモコロってそんなに偉いの」に共感した部分にあたる。

 

➀よりも➁が、➁よりも③が面白さというものを理解している、面白いという概念への見識が深いという考え方。

それは(インターネットという限定的な土俵の中での)面白さというものには一定の指標があり、それは経験や啓蒙から獲得できるものさしであり、それを僕たちは持っています。

という態度をオモコロが取っているように見えてしまい、それは傲慢に映るというわけだ。

元ツイートの人の言い方を借りれば、進歩史観的であるということになる。

人類として正しい道の先を行く自分たちは、成熟の過程にある未開人に必要以上に関わってはいけない。みたいなことである。

オモシロなんてもんには明確な基準がない分殊更言ったもん勝ちなわけで、そこに勝手に構築したメタ構造の一番上に自分たちを持ってくるようなやり方は下品だと感じるし、それで商売をしている集団の姿勢として不誠実に感じられ、どうしても反感を覚えてしまう。

 

とはいえ正直に言えばそういう側面は一定あると思うし、そもそも自分はきのこたけのこ戦争を全く面白いと思わない。

自分が真に嫌なのは、信者ビジネス的なやり方が透明化されすぎてしまうことにあるのだと思う。

つまり

➀:非オモコロ視聴者

➁:オモコロ視聴者

③:オモコロチャンネル

的な先鋭化した認知が視聴者の中で蔓延していませんか、それをお金のためにわざとやっていませんか、ということだ。

 

何が面白くて何がつまらないかなんて、てめー以外の誰が判断できるんだよと。

そう言ってほしかったんだと思う。

 

自分はオモコロチャンネルが好きだし、これからも好きでいたいと思っている。

でも彼らも仕事としてやっていることだから、自分に面白いと感じさせてくれることをやるだけでは成り立たないこともわかっているし、自分にとってつまらないと感じることの裏に金の匂いがあったとしても嫌いにはならない。

 

でも、できれば上手にやってほしい。

 

好きなものがそうでなくなるのは、悲しいことなのだ。

 

 

後に元の動画を見て、少し印象が変わった。

原宿がわざと強い言葉を使って動画の展開を作り、そのまま終わらせるには行き過ぎた部分を恐山がフォローしているという流れの中でこそ生まれた発言であり、演者的な事情が色濃く出ているように感じた。

そもそもエンタメでやってる動画の中の意見なんて、そのまま受け取りすぎてはいけない。

 

まあ引用元で「恐山の言っていることの方が深かった」とか言っている人がいて、それが1万いいねもされているんだから、自分の気がかりはあながち杞憂でもないような気がする。

 

インフルエンサーの価値観に自分のオモシロの基準を委ねるのは、淫夢語録で会話するようなものだ。

極めて記号的で正解が存在するようなコミュニケーション方法に、面白いという概念が食い潰されてほしくない。

元動画を見て、それをオモコロチャンネル側が先導していると思うのは自分の中で膨らんでしまった陰謀論に過ぎないと感じたが、視聴者側にそういった意識が醸成されつつある気配はずっとあると思う。

 

そして法人を運営していく上ではそういうロイヤリティの高い顧客に頼っているところも事実としてあると思うので、うまくバランスをとってやっていってくれれば嬉しい。

 

元々なんとなく持っていた仮説が、綺麗な形で結晶化しているように映り勇んでしまったが、よくよく見ると思ったようなものではなかった。

 

そんな感じだ。

【LOL】ジャングル理論 in2025

昔の自分のソロQ反省日記を読んでいたら面白かったので、今の自分の考えも未来に向けて残してあげようと思う。筆者は自給自足社会の実現を目指しています。

 

早速だが、自分はWin Lane Win Gameこそがlolというゲームの本質だと考えている。

 

場面的な戦闘力で敵を上回ることでタワーの破壊やオブジェクトの取得を行い、有利をスノーボールしていった先に最終的な目標であるところのネクサス破壊がある。

有利の作り方とスノーボールのやり方を試行錯誤することが、自分にとってこのゲームの楽しみ方になる。

0→1と1→100などと言い換えてもいい。

 

とはいえスノーボールだけでは説明できないこともある。

kayleやsmolderのように序盤は弱いが時間が経つにつれ強くなるキャラクターの存在をどう捉えているのか。

 

そのようないわゆるレイトキャリーがいる試合では、どのようにスノーボールを止めるかを考えることが楽しみになる。

有利の起点の発生を阻止したり、スノーボールを遅らせるために自分ができることを考えるといった遊び方になるわけだ。

 

もっとも前者のほうが好みだが、5人対5人のゲームで自分のやりたいゲームだけを遊べると思うほど、傲慢にはなれない。

 

広く言えば与えられた状況の最適化みたいな作業が好きなので、一つのゲームをこれだけ長く続けている理由はそこにあるんだと思う。

 

 

20年越しにナルトを読み終わった

何度か最後まで読もうとしては、もったりとした展開に耐えられなくなっての脱落を繰り返していたが、ようやくその長い旅を終えた

 

色々感想はあるが、とにかく作者の書きたいものを素直に書くことに徹した終わり方だなと思った。

7班全員集合もナルサスラストバトルもかなり無理のある展開だが、まあそれを描きたかったんならいいんじゃないですかという感じ。

 

個人的には終盤におけるサクラの場違い感が目立ちすぎていて、その違和感を無視しきれなかった。

サクラはパンピーの枠の中では本当にようやっとると思うが、当然終盤のインフレについていけるだけのパワーはない。

パワーがないならないでその凡夫さを活かせば物語的な存在価値を見出すことはできるはずだが、特段そういう扱いをされるでもなかった。

 

視聴者からの人気が出ないように設定されたキャラにも活かし方はあると思っていて、パッと思いつくのは逆シャアのチェーン・アギのことだ。

逆シャアを観た時、色々ある感想の中でもかなり上の方に、チェーン・アギという女のキモさについて感じたことを覚えている。

たとえばアムロがエンジニアと会話している中に割り込み、アムロの威を借ってエンジニアに舐めた態度を取るシーンがあって、これが最悪だなと思った。

こういう、明確にくだらないやつなんだなと受け取らせるようなシーンがいくつかある。

制作側がどこまで意図していたかは不明だが、人格的に隙のあるキャラとして描いていたことは間違いないと思う。

 

しかし、こんなくだらない女とアムロが楽しそうに過ごせているということ、くだらない女と関わって幸せを感じられているということには、とても大きな価値を見いだせた。

圧倒的な才能を持ち、それゆえに時代に翻弄されてきた人間が、いつしかくだらない人間と愛し合い、どうでもいいことで笑えている。

そこに俺は人の心の光を見ることができた。

今すぐ全ての人類に叡智を授けることはできなくても、である。

 

ナルトの話からズレたが、俺が言いたいのはつまりパワーに欠けたり人格的に必ずしも高潔ではないキャラクターにも、物語的な意味を持たせることができるということだ。

 

サクラにはそういうものが与えられず、最後に第七班が揃っている構図を作るためだけにページに載っていたから、場違い感が際立つわけである。

 

孤独感に逃げていたサスケが他人を認め、他人から認められる自分を認めるという美しい軌跡。そのどこにもサクラの姿はない。

 

まあ別にいいんだけど、自分のやりたいことと能力の乖離を緩く許されている感じが、痛々しくて辛かった。

 

…とまあ、つらつら文句を言ってきたが、なぜガバガバな展開を作ってまで無理やりサクラを最終局面に置いたか。

本当に作者が描きたかったものは何なのか。

 

僕にはわかっていますよ岸本先生。

 

第七班の構成員という記号的な役割のみを求められて、戦闘力や内面的な部分を評価されないまま戦場に立たされるサクラ。

これは奇しくも、現代社会において出産という役割のみを求められる「女性」という性別の歪な扱われ方に酷似しています。

 

これ、本当に偶然なんですかね?

僕にはそうは思えませんし、多くの聡明な皆さんにとってもそうだと思います。

岸本先生、今度一緒に生理痛パッド体験会に行きましょうね。

 

 

余談。

俺がナルト全700話のなかで一番好きなシーン。

ラスボスが有利に戦いを進めるために敵味方まとめて重力の強い空間にワープするんだけど、自分も重力のせいで動けなくなるところ。

コラだと思ってたから爆笑してしまった。

 

 

すべての人間が幸せになることはできない 〜tol2問題お気持ち表明〜

■概況

 

7/6の夜。lol界に爆弾が落ちた。

 

DFMのtopレーナーとして活躍するtol2選手(以下tol2)が、チームから度重なる恐喝、パワハラ、いじめを受けたとして、ゲーミングハウスから逃亡したという旨のツイートを投下したのである。

 

tol2の主張について、対象者ごとに訴えの内容をざっくりまとめると以下の通りになる。

 

・かずーたコーチからの度重なる恫喝

・Cerosコーチからの人格否定、犬発言

・梅崎CEOからの罰金

・止めてくれたゆたぽんさんには申しわけない

 

それぞれに対して雑に見解を述べると

・かずーた

いかにも下の立場の人間によくないパワハラをしてそう。かずーたが悪い部分は大いにある

・Ceros

お前も犬なんだから混ざってこいよとかめっちゃ言いそう

・梅崎

内容次第ではカスになるが、真っ黒でもなさそう

 

というかんじ。

tol2の発言内容からすると全体的にDFMに寄った所感にも見えるかもしれないが、どうしてもそうなってしまうのには理由が2つある。

 

 

■理由① tol2の性格、虚言癖

 

tol2は過去の行いからして、その発言をすべて言葉通りに捉えにくい人間であるように思う。

以下にざっくり事例をあげる。

 

・axis時代、ティッシュの上にナゲットが3つ載っている写真とともに「今日のご飯はこれ!」と投稿

→被害者意識を武器にするような実績あり

 

・Ceros、gismo、ゆたぽんと飯に行き、ゆたぽんが全員分を奢ってくれた上お釣りをくれたとツイート

→ゆたぽんが配信内で虚言と断定。

またナゲットの例と照らし合わせると、ゆたぽんを持ち上げる傍ら、奢られたCerosとgismoという情報を発信するところに、なんとなくそういう意図をもってツイートしたようにも見える

 

・ゆたぽんが配信内で「Cerosはよくtol2を指導できる。俺なら手が出る」といった旨の発言

→少なくともtolゆた vs その他悪のDFM軍というような構図ではないことがわかる。むしろあのゆたぽんにそこまで言わせてしまうところに、かなりきな臭さを感じる。

 

総じて被害者意識が強く、自分の捉えたいように世界を捉える人、というのが俺のtol2に対する所感だ。

そういう人の発言を言葉通りに捉えるのは、狼少年の嘘に本気で騙され続けるくらい難しいことだ。

 

 

■理由② その道を選んだのは自分でしょ

 

DFMは押しも押されぬljlのトップチームであり、DFMの未来はljlそのものの未来と言っていい。

そんなチームで海外に移籍したeviの後釜を努めるというのは並大抵のことではないし、苦労も多いだろう。

 

そして、その道を選んだのは他でもないtol2本人である。

 

自分の意志でチャンスに飛び込んで、うまくいかないからチームが悪いというのは、あんまりと言う他ない。

 

別に選んだなら死んでも最後までやれと言うわけじゃない。無責任かもしれませんが諸般の能力不足で務まりませんでした、辞めさせてもらいます。そういうこともあるだろう。

 

しかし、tol2の態度はそういう類のものではない。

 

「自分はできる限りの力を尽くしましたが、周りの大人はそれを認めないどころか私を虐めてきたのです!!ああなんてかわいそうな私……!」

ということのみを主張していて、先に挙げたような自分自身の責任についての捉え方が全く見えてこない。

 

私はtol2に何かしらの人格的な問題があることを確信しているが、それはtol2の告発文にポーズだけでも自分の非を認めるような文言が一切ないからだ。

 

 

■総評

 

とはいえCerosに全く非がないかというとそうではなく、むしろCeros自身もかなり周りに許されて生きてきたタイプだから、そのツケが回ってきたということなんだと思う。

 

交通事故は、バケモノとそれを避けられないやつがそれぞれいないと起こらない。

普通の人はバケモノに巻き込まれないように運転できるからである。

今回の件もそういうことなんだと思う。

 

無能な味方が有能な敵より厄介とはよく言われるが、無能な味方に頼らざるを得なかった業界全体の人材不足を嘆くばかりである。

 

最後にtol2くんへ。

人にはそれぞれ生まれ持った能力というものがあって、その能力を超えた夢をかなえるためには、うんと頑張らなくちゃいけないんだ。

君はたしかに人より何倍もゲームがうまい。でも、コミュニケーションは何十倍もへたくそなんだよ。

おっとTwitterを起動するのはやめてくれ。悪く思ったならごめんよ。

でも僕は本当に君の味方なんだ。はっきり言って、今回の件には誰よりも憤慨している。

とてつもない才能を持つ若者が、業界に長くいるだけの老害に潰されるなんて、あってはならないことだからね。

君の明るく建設的な未来について話すには、どうしてもさっきの前提を先に話す必要があったんだ。

まどろっこしくなってしまって申し訳ない、結論を言うね。

君はパズドラの世界で天下を取りなさい。

サッカー日本代表 スコットランド戦雑感

■所感

スコットランドはイングランド1部が数名いる他は、セリエAとイングランド2部が中心のチーム構成。

ざっくり言えば欧州での立ち位置は最上位の一つ二つ下という印象で、そんなチームに対して日本がどのくらい戦えるのかとが、我々日本人サッカーファンにとって一つの焦点だったように思う。

そして試合が終わった後には、おそらく多くの人が日本が格上だと認識したんじゃないだろうか。

開幕からフルメンバーのスコットランドに対し、お試し組やBチーム中心で挑んだ前半はほぼイーブン、主力組が出てきた後半は完全に圧倒していた(後半はスコットランドもメンバーを落としたがそれを差し引いても、である。)

南野久保板倉冨安遠藤と本番直前でコアメンバーの負傷が相次ぐ不穏な空気感を、森保監督が常に掲げてきた底上げの力が払拭してくれた。

非常に明るい材料の多い一戦だったように思う。

 

■選手評価

代表選手をズブの素人が「評価」することの愚かさを重々承知のうえでやらせていただく。

 

・鈴木彩艷 9

本当に産まれてきてくれてありがとうの気持ち。

試合序盤のビッグセーブは言わずもがな、フィードもスローも高度で安定して戦術に組み込める。上背もあり体格的な問題もない。

間違いなく日本史上最高のキーパー。

トーナメントを勝ち上がる上でキーパーよりも寄与係数の高いポジションはなく、今まで明確なウィークだったGKにこのレベルのタレントが出てきたことは本当に大きい。

強いて言うならハイボール処理はもう少しはっきりできるといいかなと思う。

怪我だけ気をつけて、本大会もこのままお願いします。

 

・瀬古歩夢 7

グラスホッパー瀬古でお馴染みの瀬古。

なぜか伊藤洋輝の次にエアプに叩かれている人。

安定した対人守備に積極的な攻撃参加も見え、一定の存在感は示したように思う。

個人的には結構推している。

 

・渡辺剛 6

全体的にはそつなくこなしていたが、決定機を作らせる判断ミスがあったことは残念。

というかこのフォーメーションの3CBの真ん中は誰がやっても本当に難しいんだろうなと思う。

板倉の不在は大きく響きそうだし、ここが本大会の一番の不安要素になりそうという懸念は健在。

 

・伊藤洋輝 8

カタールW杯ではフリーでも近くにスペースがあるでもない三笘にパスを出さなかったことで、エアプにめちゃくちゃ叩かれていた気の毒な人。

怪我明けでまだ本調子ではないらしいが、速いデカいプレー選択いいで見ていて安心。

個人的には3CBの左には鈴木淳之介より伊藤洋輝を推しているが、WB起用も視野に入っていそう。

本大会もよろしく。

 

・菅原由勢 6

得意の攻撃参加はいいが、精度が伴わず相手にとっての脅威性が低い点は長い課題か。

悪くはないが、もう一伸びほしい。

 

・前田大然 7

何度か非常に精度の高いトラップがありいい意味で驚いた。

WBは荒さがありつつもそれなりにこなしており、不慣れからか時折見られる連動性の低さをスピードでカバーしていたのは個性が出ていて面白かった。

スピードとスプリント力が売りの選手なので、様々なポジションで使えるのは嬉しい。

決定的な仕事に絡めればもっといい。今後にも期待。

 

・田中碧 7

リーズで冷や飯を食っているとは思えない動きの良さ。

気が利くし、やってはいけないプレーを全くしないので本当に安定感がある。

本番では得点にも期待できるが、鎌田守田佐野の牙城を崩せるかと言うと難しい。

チュニジア戦を任せるには十分な戦力として計算できる。

 

・藤田譲瑠チマ 5

個人的には今回の代表戦で最も残念だった選手。

いてほしいところにいない、パススピードが遅く周りと噛み合わないなど、攻撃面のスイッチを入れる、あるいはリズムを作るという仕事においては評価しにくかった印象。

守備面やプレイ強度は申し分なく、アンダー世代ではもっと活き活きしていたのでメンタルの部分に課題があるのかもしれない。

今後の代表を背負って立つ選手なので、さらなる飛躍を期待したい。

 

・佐野航大 7

プレスのかけ方がよく、前線と中盤の繋ぎをうまくこなしていた。

気の利くタイプなので、打開できるタイプと組ませても面白いし、もっと個人で展開できるようになれば化けそう。

まだ22歳ということを考えると素晴らしい活躍で、今後を期待したくなる。

 

・鈴木唯人 8

個人的には今節で一番評価を上げた選手。

フィジカルコンタクトに強く、決定的な仕事もこなせる。何より強気な姿勢が好印象だった。

もし久保のコンディション不良が本大会まで伸びたとしても、この選手がその課題を解決してくれるのではないかと思わせてくれた。

所属クラブでの好調ぶりが伺える動きの良さだった。

 

・後藤啓介 7

上田小川に続く選手が出てきたのは嬉しい。

フィジカルも申し分なく、ビルドアップの手助けとなる動きもできていた。

今の代表は知らない人が出てきてもそつない印象があるが、まさにそれを体現している選手だった。

今後に期待。

 

本当は全員やろうと思ったけどキーパー以外の10人全員交代してたからここまで。

イングランド戦が本当に楽しみだ。