俺はなぜPlatになれなかったのか?

シーズン7、お疲れさまでした

俺の最終的なランクはGold 1、勝率は57%


Gold 1に上がってから二回降格し、ついぞplatの昇格戦に入ることはなかった

たぶんGold 1になってからの勝率は4割かそこらだろう。それまでは6割をキープしていたのに、である


実感としても、Gold 1になってからは自分が敵に対して劣っていると感じることが多かった。まあ当然そんな急に敵が強くなるわけはないのだが、実力の壁のようなものは確かに感じた

運で連勝して昇格することはできたかもしれないが、自分の動きを改善しないとこれ以上先には進めないような感覚があった


ではどこを改善するべきなのか。

ここでヒントになったのが、「jg差」だ

jg差とは、俺のランクゲームを横で見ていた某Platがよく使うスラング?みたいなもの


たとえば味方がezのgankを食らい続けて負けた試合があった。

俺は炊いた。いやezのレベル2赤バフgankは警戒しろよと。トリンケットを残したまま死んでんじゃねえよと。

しかし、彼に言わせればそれはjg差なのだ。理由は単純。味方のjgである俺は敵のjgが決めたgank異常の働きをできなかったからである


いやちょっと待てよと

shyvanaでezのgankを食らうレーナー助けるのは無理。それはもうレーナーの責任じゃん知らねえよと


そこまで考えて気づいた。あ、こいつ(俺)メンタルケアするためにゲームの目的ずらしてるなって

ゲームに勝つことが当然lolをプレイする上での最重要目標だが、5v5のゲームで自分一人がゲームの勝敗を決することはとても難しい。どんなに最善を尽くしても負ける試合はいくらでもある。それを繰り返しメンタルをやられるたび、本来勝利のための手段であるはずの「最善を尽くすこと」は、いつのまにかそれ自体が目的へとシフトされていったように思える。

最善を尽くして勝利を目指すはずが、最善を尽くすことそのものに満足するようになったのである


これだと、過去のプレイを振り返った時に勝敗ベースで一つ一つの行動の良し悪しが判断できない。某Platは明らかに自分が悪くない時でも、試合の分水嶺となった出来事(集団戦やローテ、バロン)について、もっと自分が寄与できた部分がないかを考えていた

俺は、それを自分が悪くないならええやろくらいに捉えていたのである


これだけだとすごく自己啓発的な内容に帰結してしまうので、もっと具体的な話をしよう

俺は、最適な動きよりも最大効率を選好する傾向が強かったように思う。

俺は元来効率厨であり、効率厨ムーブは割とjgの基本みたいなところがあるので低レート帯では十分にそれが機能した。今にして思えば、長い間機能したからこそ逆に、敵が強くなってもそのスタイルをなかなか崩せなかったのかもしれない。


象徴的なのが1stリコール時の買い物

1000円あったら、俺は必ずダガー二本と靴とピンクワードを買っていた。ASとMSを上げることで経験値回収の時間効率がよくなり、レベル6のパワースパイクを早く迎えることができるためである。

これは最大効率的なプランだが、必ずしも最適とは限らない。敵jgを交えた1v1や2v2を行うならば、赤スマイトとダガーを買ったほうが戦闘力が格段に上がり、それを勝ちやすくなる。たしかにshyvanaはレベル6まで動きづらいチャンピオンだが、レベル6以前にもゲームを動かす機会があるならばそれを活かさないのは損失になるのだ



次に、印象から成るざっとした原因を大雑把に書き並べてみる



原因①  序盤強いキャラへの解答


ez,kayn,J4の序盤最強三銃士に対する解答を、ついぞ見つけ出せなかった

彼らはレベル2の時点でサモリフ最強になり、gank性能も1v1性能も異常なまでに高い

リスキーなインベードをして敵のスタート位置を確認するなどしなければ、こちらが不利な選択肢を迫られる。その結果として最初の5分にスノーボールの起点を作られ、負けることが多かった


やるべきことを淡々とこなすしかなかったように思う。やるべきこと、つまり具体的なキャラの動かし方については次の項で詳しく触れる



原因②  試合を動かす意識


shyvanaのパワースパイクはレベル6、金エンチャント完成、フロマレ完成という三つのタイミングだ

このタイミングを早める行為がfarmであり、このタイミングを活かす動きがgankでありepic monsterだ。

すぐにgankやdiveをできるレーンがなければ、パワースパイク直後でも粛々とfarmを続ける。結果自分と逆サイドに敵jgがgankし、そのままFBタワーを取られる、みたいな展開が多かった


特にレベル6になった時は、farmを少し遅らせてでももっと敵jgを見つける動きを意識するべきかもしれない


また、レベル2 gankを決めたez(など)の青バフを取りに行って狩りきれず追い返される展開も多々あった。これも昔はよく決まった行動であり、敵が強くなるにつれ決まらなくなっていった。今はむしろ敵赤バフサイドの鳥や岩がよく残っている気がする。

なんにせよ、周りの思考レベルを読んだ行動を心がけましょうということだろう



反省以上!

来シーズンはDia 5を目指して頑張ります