映画キングダム 雑感(2019/5/15)

この記事は多分な偏見に満ちた個人の感想であり、映画キングダムやそのファンを否定するつもりは一切ありません。
 
 
◆自分語り
 
 
先日映画キングダムを見た。
 
一応知らない人のために説明しておくと、映画キングダムは興行収入が何十億円超だとか、圧倒的大スケールの映像だとか、人気俳優揃い踏みの話題作であるとか。
まあそういった宣伝文句の映画である。
 
山崎賢人が主役を務める漫画原作の実写映画といえばもっとわかりやすいだろうか。
 
 
言ってしまえば見るからにくだらなそ~な映画だな。という印象だった。
 
くだらない映画というのは言い方が悪いかもしれないが、つまり映画そのものの出来を期待するものではないということだ。
イケメン俳優とかわいい女優のお遊戯会を見たい人のために、コケない程度の脚本を適当に消費する。興行収入いっぱいでよかったね、みたいな。
 
そして少なくとも観る前までは、キングダムもそのタイプだと思っていた。ここまでは偏見である。観てもいないのに印象でモノを語っているのだから、偏見そのものである。
 
 
 
では観た後は?
 
……
 
はいやっぱりね。
これは偏見ではなく感想だ。私にとってのこの映画の最も大きな価値は、偏見通りのモノを見せつけられて「やっぱりね」とニヤつきながら世界にマウントを取った気にさせてくれたことであり、後述する何点かを除きそれでしかなかった。
 
予想通りの下らない映画であったことに多少の喜びと、それ以上の虚しさを覚える。
話題作ならばなんだかんだ言っても面白いのではという期待がどこかにあったのだろう。
 
 
というわけでなんだかモヤモヤするので、ここに文章として記すことで思いを昇華させようと思う。前置き終わり!
 
 
 
 
◆面白くないのはなぜか?
 
はい。散々つまらん映画だと言ってきたが、なんでつまらなく映ったのかということについて考えていきたい。
 
結論から言う。
 
熱いシーンが熱くない
 
これに尽きる。
 
キングダムは熱い物語である。
 
熱い物語には、熱さに足るだけの説得力がなくてはいけない。脚本とか演技とか演出とかカメラワークとか音楽とか、そういったものを駆使して観客を納得させなくてはいけない。
 
説得力のない熱さは、文字通り寒い。
 
キングダムに関して言うならば、熱くしようという努力すらあまり感じられないほどで、寒くすらなかった。
そういう層がターゲットの映画だから、まあそれでよいのだろうけど。
 
 
顕著なのが、山崎賢人の演技だ。というかこれが俺の不満のほぼ全てであると言っていい。
 
山崎賢人の演じる主人公信は、この映画において二つの役割を担っている。
 
一つは熱い志とそれに足る背景をもって、大きな目標に向かって邁進する少年漫画の主人公的な役割。
もう一つは、奴隷出身でありながら国王周辺のゴタゴタに巻き込まれるいわば「視聴者の視点」としての役割だ。
 
一護が死神代行として死神界の常識をルキアに教わるように、異世界転生モノの主人公がTUEEEの過程で異世界のあり方を明らかにするように。状況の外の人間が我々の持つ「?」を声にしてくれることで、物語がスムーズに進むというよくある図式である。
 
 
では山崎賢人は二つの役割をこなせていたか?
 
 
 
こなしていた。へっっっっっったくそに
 
 
とにかく何もかもがわざとらしい。
 
熱いシーンで熱いこと思ってて熱いこと言ってるぞ!という顔で、熱い演技をする。表面でしか演技をしていない。
それを熱いと思って見てもらえると思っているのだろうか。客ナメてんだろ。 
 
 
それがよく表れていると思ったのが、漂が政の囮として死んだと理解したシーン
 
「わかってきた………わかって、きたぞ。漂は、漂はお前の身代わりになって死んだんだ!!!!」
 
みたいなセリフだったと思う。
これを怒っている顔と声で、拳に力を入れ、感情たっぷりに演技なさった。
 
こんな説明口調なセリフを。
 
いやまず思っても言わねえだろそんなこと心の中で思っておけよなんで確認してんだよ。
 
セリフとか見せ方云々の話になってしまったが、やっぱり演技が下手なのだ。
叫んではいても、怒りは伝わってこなかった。下手だから、セリフと感情の温度差ばかりが気になってしまう。
 
 
俺は信!バカで育ちは貧しいけど、熱い想いと鍛えた力で夢を叶えてやるぜ!
 
みたいな役の認識で演技をしている。
 
というか、外からそう見えるように演技をしているなと思った。内側からキャラを滲ませようというよりは、こうしたらキャラっぽく見えるだろ?みたいな。
 
これで合ってるでしょ?ってこっちをチラチラ見てくるような演技である。
 
 
そのせいで熱いはずのシーンが全く熱くない。
セリフ回しだったり演技の雰囲気は山崎賢人というよりはそれにOKを出した制作側の問題なのかもしれないけれど、他の人と比べても山崎賢人が抜けてひどかったので、彼が悪いんだと思う。
 
後述するけど吉沢亮だったり本郷奏多は、なかなかキャラの魅力を感じられる演技をしていたから。
 
 
主人公の怒り、戸惑い、決意。その何もかもが表面的で薄っぺらい。
そんな映画が面白いわけねえだろ。以上。
(ちなみに山崎賢人の顔は好き。)
 
 
ついでに推しているアクションシーンについて。
 
とにかくあまりにもワイヤー。ワイヤーですごい動きするのはいいけど、ワイヤーが見えないようにやってほしい。
 
あと改造人間みたいな敵がいるんだけど、ストリートファイターみたいなモデルでストリートファイターみたいな攻撃するから笑ってしまった。
 
 
 
 
◆面白かったとこ
 
ボロクソ言ってきたが、もちろん面白かったところもあった。
 
 
まずはなんといっても大沢たかおさんの王騎。これはすごかった。
王騎はキングダムのキャラの中でもかなり実写化の難しいキャラだ。信が一目見ただけで天下の大将軍を目指そうと決意するだけのキャラであり、ロクに時間も割けないサブキャラなのに観客にそれを納得させなければいけない。それに足るだけの貫禄が必要なキャラである。
そしてそれは成った。俺も天下の大将軍になりたくなったもん。
 
 
次。吉沢亮がイケメン。
純粋に顔がいい。だけでなく、顔のよさに見合った演技ができていて好印象だった。漂と政のイメージにも合うし。
この映画で私が唯一熱くなったのも、吉沢亮の演じる政が仲間を鼓舞するシーンだった。よいね。
 
 
次。橋本環奈が何もしない。
良くも悪くも露骨に客寄せパンダ扱いだった。橋本環奈が出てる!?しかもあの河了貂!?というインパクトのためだけに起用されたとしか思えない。
物語に影響したり熱い想いの込められたセリフは一つもない。状況説明と、信がピンチの時に信!と叫ぶだけである。
そしてこれは英断だったと思う。俺らだってたまに画面にハシカンが映ればそれでいいのだ。演技に期待してる人はあんまりいないと思うし、変にプッシュしないのは正解だった。まあ河了貂が誰であろうと何かする役になったとも思えないので、最大限パンダを起用できたキャスト選択がナイス。
 
 
次。映像の雰囲気
大スケールというだけあって、背景やらセットはすごかった。他の映画と比べてどのくらいなのかは知らないけど。
 
 
 
 
◆映画キングダムの価値
 
散々こき下ろしてきたが、総合的に見て結局映画館で見るべきか?という話
 
・キャストが豪華なのはまぎれもない事実である。
・まあまあ話題作だから人との会話のネタにはなる。
・ノセアンチの方は、この映画を見て面白さを発掘することで、ノセの審美眼のなさにマウントを取ることができる。
 
この3点に価値を見出せる人は、見ればいいと思う。
 
そうじゃないなら見なければいいと思う。終わり!
 

アンパンマンを笑う大人 にならないために

インターネット社会は、今まで平均的なコミュニティに存在しなかった信じられないレベルの愚者を人々の前に出現させた。それも大量に。

便宜上ここでは彼らのことをボトムズと呼称しよう。


・何の知識もないのに不当な権利を求める声だけはでかいフェミニスト
・小学生の息子を不登校youtuberとして売り出してしまう親
・全部安倍晋三が悪いと思っている奴
  (日本の政治を安倍晋三がやっていると思っている奴)


彼らはこの巨大なインターネットバカピラミッドの最下層に生きている。
そしてこの最下層を誰より叩くのは、彼らより少しだけ知恵の働く階層の人間だ。
(以下ブービーズ)


ブービーズはボトムズをこれでもかと叩く。人間はいつも自分の少し下のものが一番愚かに映るものだ。なぜか。理解できるからである。

アンパンマンをバカにするのは小学校中学年だし、なろうをバカにするのは大学生で、アベ政治を許さないズを叩くのは、安部ちゃん日本の誇りおじさんだ。
自分の少し下というのは、理解ができてかつ自分はそうではない場所なのだ。


ではなぜ愚かに映るからといいってそれを「叩く」のか?

自分がそのレベルにない事(=自分の社会に対する優位性)を示すためである。

ブービーズの救いようのないところは、ボトムズにマウントを取ることで社会に対して自分の優性を誇示できると思っているところにある。

50点のテストを見せびらかすようなものだ。彼らは平均点が40点だと思っているから見せたがるが、それはどう見積もっても平均点が60点はあるテストなのだ。


幼児にじゃんけんを挑む場面を考える。

私が「チョキを出すよ」と言えば
彼女または彼(当ブログはジェンダー意識の高い方でも安心して読める造りになっている)はきっとグーを出すだろう。
そこでパーを出せば、私はじゃんけんに勝つという寸法である。

でも実際にその場面でパーを出すやつはいない。
大抵の人間はチョキを出して、幼児に勝利と笑顔を与えるだろう。

そこで平然とパーを出すのが、ブービーズだ。
障碍者の車椅子を蹴とばすのもブービーズだ。


大抵の人間はフェミニストにも気の狂った政治思想家にもかかわろうとしない。

それは大抵慈愛の心からではなく、単に面倒だからだが。


ではブービーズは面倒ではないのか?

面倒さをはねのけるほどのモチベーションはどこから湧いてくるのか?

答えは簡単で、余裕がないのである。

余裕がないから、自信がないから誇示せずにはいられない。

自分は負けていない、認められているという意識が希薄だからこそ、外部に客観的(に見えるよう)な証拠を求める。

幼児にじゃんけんで勝つ能力を、社会に誇示しているわけである。


これが手軽な馬鹿をインスタントに消費する人々の正体だ。



ここまでが現状分析で、ここからが作戦の立案だ。


この記事は、ブービーズバカだなあ。という趣旨のものではない。

じゃあこういう社会にどう向き合っていきますか?という話をしたい。


最も重要なのは、ブービーズを認知しバカにした瞬間、あなたは、そして私はブービーズ(’)として存在することになるということだ。

ブービーズ(’)を認知しこれをバカにすれば、今度はブービーズ(’’)になるだろう。


大切なのは、バカにしないことだ。

赤ん坊を、そして赤ん坊をバカにする幼児を。

そして少しでも、何かをバカにすることで優位性に浸らないことだ。

たとえ赤ん坊や幼児が学者や総理大臣になったとてそれは変わらない。


私の目の届く範囲にいる皆さんくらいはせめて、アンパンマンを笑う大人にならないでほしい。

それだけの余裕をもって生きていてほしいし、この記事がその一助になれば幸いである。

三浦春馬の死について思うこと

三浦春馬に特別な思い入れがあるわけではない。

 

それでも「三浦春馬が死んだ」と聞けば、どうしても思い出してしまう姿がある。

・コンフィデンスマンJPのイケメン詐欺師

・世界は欲しいものであふれている、でJUJUとくだらない話をする姿

・Mステで見た、キンキブーツでの男臭く力強い、それでいてどこか妖艶な美しさを感じさせる女装

ただのイケメンではなかったような気もするし、死んだからこそそう思うのかもしれない。

おそらく大半の皆さんもそんなかんじではないだろうか。

元々特段好きというわけではないが、死んだと聞けば思うところがある。

何日かは少しショックを受けたりするが、この時期になれば三浦春馬の死を引きずっている人もそう多くはないだろう。

 

死人はどうしても神格化される。(めぞん一刻で学んだ)

なぜか。自由だからだ。

三浦春馬は「裸で何が悪い!」と叫んで前転を繰り返したりしないし(古い)、多目的トイレに女性を呼び出して事に及ぶこともない。

『僕の私の三浦春馬』は、そのイメージを絶対に裏切らない。

そしてこの死人の性質は、若くして自殺した美青年という属性と、とことん相性がいい。

容姿のよい成功者が自殺するという事実は、それ自体に違和感があるからだ。であるならばそこには何か理由があるに違いない。と考える。その理由は各々が好きに考えればよい。

「繊細な人っぽかったもん。いい人は考えすぎちゃうんだね」

「よっぽど何か辛いことがあったんだろうね。」

なんでもいい。自分が納得する内容ならそれでよい。別に誰が傷つくわけでもない。

どこか特殊な理由を自分の中で見つけて(或いはワイドショーの中から引用して)自分を納得させる。もう少し三浦春馬に興味のない人は、自分を納得させるモチベーションが低いから、まあ俺達にはわからない何かがあったんだな、とだけ思ってそこで終わりにする。実際に俺の態度がこれにあたる。

こういう態度が、少なくとも俺の中では、三浦春馬の死に対する反応として自然だと思っている。

 

しかし瞬間的にショックだ…となって、しかし一週間も経てばケロッと忘れているというのは。

神格化して死人に勝手な理想像を見るというのは。自分から遠ざけて理解を放棄するというのは。

まあそういうもんなんだが、それを自認してしまうとあんまり気持ちのいいあり方でもない。

我々は(私も含め)馬鹿なので、自分の感情をわざとらしく大げさに捉えたりするし、喉元を

過ぎてしまえば熱さを誤認していたことすらもすぐ忘れる。

そういう人たちに物申したいというわけではなく、では人の死に真摯に向き合うということはどういうことなのか、ということについて、彼の死から考えていきたい。

というか考えたことをここに書き連ねていく。

 

 

きっかけになったのは、とある友人の言葉だ

 

三浦春馬、イケメンのくせに死ぬなよな」

 

これである。これが、俺にとってone of themだった三浦春馬の死を特別なものにさせた。

初めにこれを聞いた時、率直にひどいことを言うなあと思った。

三浦春馬には三浦春馬なりの事情があり、死んだからには何かしら死ぬだけの理由があったのだ。イケメンだとか成功しているだとか、俺たちに見える範囲だけでそれを評価しようというのは、いささか傲慢であり、思いやりに欠ける。

俺は、三浦春馬の死んだ理由はわからないが、それでも彼の判断をリスペクトするべきだと思っていた。

 

「イケメンじゃない俺達も生きてんのにあいつが死ぬなよな」

 

友人は続けて言った。

これはかなり意見が分かれるところだと思う。そういうことじゃないし。

でも俺はこれを聞いた時、確かにそうかもしれないと思った。俺達だって皆何かしらを抱えていて、それでも生きている。

重要なのはこの考え方の是非ではなく、俺がこれを聞いた時になるほどと思ったというところだ。俺は友人とこの話をするまで自分にこういう感覚があることに気づかなかったし、もっと言えば気づかなかったのではなく無意識のうちにこの考えを殺していたとさえ思った。

それはつまり、倫理的にあまりいい発想ではないからである。

 

他人だから、自分には想像のつかない人だからわからないという態度は、なるほどたしかに間違っていない。ファンや厄介な人など、誰と絡んでもそつない。

態度としては間違ってはいないが、実際に俺の頭の中にこの発想しかなかったのは、欺瞞である。

友人は俺よりも、自分事として三浦春馬の死を捉えている。だからこそこういう発想が素直に出てくるのだろうなと思った。

 

 

今回の一件から学んだこと。

人の死とか人権とか、そういうセンシティブな話題に対して、どうしても自分は(というか多くの人は)適切な態度と自分自身の考えを混同してしまいがちなので、気を付ける必要がある。

 

でもセンシティブな内容にこそ、本当は自分の意見がとても重要だ。(口に出すかは別として)

死は平等にやってくる。権利はたまたま与えられているにすぎない。だからこそ適当に流さず、真剣に向き合う必要がある。

 

そのためには、何より自分事として捉えることだ。

三浦春馬の死を。いつか自分に訪れるそれを。

 

 

気になるあの子

lolをやりたいのにやる時間がないので、やれた時に最大限楽しめるように最近気になっているキャラをまとめたいと思います

 

  • タムケンチ

味方を守る性能と、唯一無二のRによるマップコントロールが強力なサポート
特に着目している点はR。浮いた敵をキャッチする、ローテーションの合間を縫ってADと一緒にタワーを折るなど試合を直接的に動かすことができる、ポテンシャルの高いウルト
そのポテンシャルを活かすことができるかどうかは、自分の視界コントロールと状況把握能力(この2つがサポートの仕事の全てと言ってもいい)にかかっている。サポートに求められる能力がそのまま強みに直結するので、このキャラの強みを活かそうとすることがサポートというロールそのものの練習になる、と思う
難点はレーンが弱いこと。対面を選んで出さなくてはいけない

 

  • ザック

gankが強い人。プロの試合を見る限りだと1周目は狼→青蛙同時狩が基本っぽい。ほんとか?

赤→逆亀→青蛙とかじゃダメなのだろうか、まあスキルオーダーの問題はあるが。ルートの開拓を含め色々試してみたいキャラ

このキャラはなんといってもgank性能が高い。ので、一つのレーンに一生粘着するゲームプランを組み立てやすい、はず

俺は今まであんまりgank主体のキャラを使ってこなかったので、このキャラを練習することでジャングラーとしての視野を広げたい

難点は1v1性能がマジで低い点と、Qが方向指定でEが場所指定でRがヤバいなど見た目よりも操作難度が高そうな点

セジュアニのウルトが当たらない人間に果たしてザックは使いこなせるのだろうか。使ってみないとわからない

 

  • ヴァイ

一応持ちキャラだが、最近はほとんど使っていない。1つか2つ前のパッチで基礎ASを含むそれなりに大きいバフが入ったので試そうと思っていたが、今日までその機会に恵まれなかった

スキルは至ってシンプルなキャラなので、ステータスが高ければ強いし低ければ弱い。対蟹性能、序盤の1v1性能、中盤のパワースパイク、対オブジェクト性能、集団戦への貢献度などあらゆる能力がそれなりにあるが、どれも他のキャラと比べて秀でているというほどのものではない。良くも悪くも器用貧乏を絵に描いたようなキャラなので、生きるも死ぬも使用者のプランニング次第といえよう

バフによって、一線のキャラと張り合えるようになっているのかを確かめたい。そんなんたぶんわかんないけど

 

  • ポッピー

最近少し見るようになった、ブリンク絶対殺すウーマン。新アカリのスキルは一つも知らないが皆がOPだと言っているのでそうなのだと思う。で、どうせそのアカリにブリンクがないわけないのでポッピーでカウンターする。うん。半分冗談半分本気である。ついでに、謎のバフを受けた魚にも多少圧力をかけられる

まあWを抜きにしても、EとRにかなりパワーがあるので使っていて楽しい。集団戦の強いタンクという立ち位置をオーンに奪われ気味ではあるが、それこそブリンクするキャラがもっと流行れば確実に需要は高まると思う

前から思っているのだが、こいつってラカン牛レオナあたりのカウンターとしてサポートで出すことはできないのだろうか?プロの世界ではたとえばラカンのフラッシュWRなどにWを合わせられないのかもしれないが、ソロQレベルでは十分実用性があるような気もする。ないような気もする

ランク勝てませんBOT

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はい

ランク、勝てません!!!

 

まあ味方運ゲと言ってしまえばそれまでなんだけど、なんでやろなということを少し考えていきたいと思います

 

 

▪️反省

 

・俺のルートどりがsejuaniの強みを考えたものでない

このキャラの強みは、レベル6以降のgank性能、中盤以降の集団戦への貢献だと思っている

なんだけど、だからということで特にレベル6になるまでの動きでファーム効率を意識しすぎている気がする

効率の良いルートどりが先、それを極力妨げない形でレーンへの介入をするみたいな。いや別にいいんだけど、それやるならもっとファーム早くて1v1強いグレイブスタイプのキャラを使うべきなんじゃねえかなという

レベル6にパワースパイクがあるキャラだからnocturneとかshyvanaみたいな立ち回りでいいと思ってたんだけど、そもそもseju自体ファームがあんまり早くないんだよな。敵の位置読んでカウンタージャングルとかしても、敵のレベリングを妨げることはできてもこっちの経験値効率はあんまり上がらない。

だったらそういう動きで最速レベル6目指すよりも、二周目のクリープが湧くまでの余り時間をレーンへの介入(レーンブッシュgankとか、カウンターgank待機とか時間を使う戦術)に使うべきなのかなあと思った

それでレベル6が遅れたら本末転倒だからそこは気をつけないといけないんだけど

 

 

・刺さるgank、刺さらないgank

前項と関連するというか似たような話。

砂糖とduoしてる時によく感じることなんだけど、gank刺さるから来てくれって言われて行くと本当に刺さることが多い。行けば刺さるgankに、呼ばれなければ行かないというのはとてもよくない。見えてないってことだから

まあgankの成否ってレーナーのうまさとか連携の取り方に依存してしまう部分ではあるんだけど、もう少しキルへのビジョンを意識してみるとgankのトライが増える気がする

 

 

・ウルトが当たらない

雑魚乙

 

 

pingをたく

自分の判断に自信がないことに起因しているとは思うが、あれはあまりエンゲージのタイミングなどでpingをたかない。ウルトが外れたのに味方が突っ込んだら戦犯になりかねないからである

敵の一人がスプリットしているにも関わらず残りの四人が甘えた位置にいる時など、もっとハッキリとエンゲージの意思を伝えてしっかりウルトを当てられるようになりたいものである…

 

 

・サポートとの連携

ジャングルとサポートの連携が重要であることに異論がある人はいないと思う。トラッカーナイフが削除され(なんでやねん)サポートアイテムとジャングルアイテムの同時持ちができなくなった今、視界管理というめちゃくちゃ大事な仕事はどうしてもサポートに依存する他なくなった

であるにもかかわらず、俺の試合では中盤ジャングラーとサポートが逆サイドの位置どりをしていることが多い気がする。多少謎でもサポートに合わせた動きをするなり、pingをたいてこちらに来てもらうなりをもっとしたい

 

 

▪️今後の展望

 

・ジャングリング中にレーンの状況をもっと見る

・ルートを改善するか別のキャラを使う

・全体的なフィジカルの向上

 

てな感じ。レート上げたいね

日本はカウンターサッカーをするべきか?

てらのツイッターより


>思ったんだけど、日本みたいなフィジカル弱者って、相手より運動量を増やして、攻守の切り替えを早くしたカウンターサッカーをするべきじゃないの?



という話があった。折角なので俺の意見を





フィジカルが単なる肉体パワーのことを指すのかもっと広い意味での個々のサッカー能力を指すのかはわからないけど、後者だと思って話す


たしかにカウンター戦術に徹したチームが一瞬の隙をついて強豪国を倒す、みたいなイメージはある。今大会で言えば、ドイツに勝ったメキシコがまさにそれにあたるだろう

観てない人は、下記のURLでざっと試合内容を確認してほしい

https://m.youtube.com/watch?v=0kOJOdBuGiQ



今回の記事ではこの試合をモデルケースとしたりしなかったりして、カウンターサッカーとは何か、またそれの実行に必要な諸要素について考えていきたい





そもそもカウンターとは何か?というところから


>攻め込まれていた側がボールを奪った際、相手チームの守備の態勢が整わないうちに素早く相手ゴール前にボールを運び攻撃する戦術


>自陣深くで守備を固め(リトリート)、低い位置でボールを奪い、ロングボールなどで反撃するロングカウンターや前線からのプレスなどで高い位置でボールを奪い、反撃するショートカウンターなどがある


というものである(wiki引用)


順番に見ていこう




◼︎ロングカウンター


メキシコのサッカーはまさに堅守速攻そのもののロングカウンターだった。ボールを持てない弱小国の「うちはカウンターサッカーだから…(震え声)」みたいなカウンターもどきではなく、選手の性質に噛み合っているし個々の選手に意識が徹底されている、まさに戦術だった


じゃあなんでメキシコのロングカウンターはうまくはまったのか


ロングカウンターの成功要因というか、うまくいくための条件は2つあると思っていて

①相手に長くボールを持たせても点を取られない守備力

②速い展開で敵守備陣を突破できる個の力

堅守速攻の、堅守と速攻だね。この2つがちゃんとできるかが鍵になる


フルタイムで見ればわかるけど、メキシコはこの二点において素晴らしかった。ガッチガチに引いてバイタルエリアのスペースを完全に消し、徹底したトライアンドカバーの意識づけで苛烈なドイツの攻めを受けきった。攻めあぐねるドイツのミスからひとたびボールを奪うと、すぐに能力の高い前線のタレントにボールを渡し、敵が戻りきる前にゴールチャンスを作る動きを繰り返した



じゃあ日本でこれをやるのはどうか?


①堅守:ないではない

酒井吉田昌子長友の四人は、コロンビア戦を見ると想像していたよりかなりデュエルが強かった。中盤に長谷部と山口を置いてチーム全体で咎めるラインの意識を徹底すれば、一年くらいで形にはなると思う。ただし日本代表の守備というと、人数がいても単純に突破能力の高い選手に翻弄される印象があること、高さのない長友の裏をとられるケースを容易に想像できてしまうことが不安要素か


②速攻:ない

速攻にはスピードと足元の技術を持つタレントの存在が不可欠だが、そんな人材はいない。うん

浅野あたりがもう少し成長すればワンチャンあるかもしれないが、それこそメキシコにおけるチチャリートのような役割を持てる選手がいないのが現状



というわけで、日本でこれをやろうとするとただのアヘアヘガン下がりおじさんになってしまう可能性が高いと思う

ロングカウンターって90分の試合を通して敵にゴール率5%の攻撃を15回やらせて40%の攻撃を4回やるで!って戦術なんだけど

今の日本でこれをやると、8%の攻撃15回やらせるのに20%の攻撃5回しかできないみたいになりそうかなって思う

安定して0-1や0-2で負けそう



◼︎ショートカウンター

 

ショートカウンターは、前からどんどん敵のボール回しにプレッシャーをかけて高い位置でボールを奪い、そのままゴールチャンスを量産するといった戦術だ

ロングカウンターがロースコアゲームを想定した戦術なのに対し、ショートカウンターはハイリスクハイリターンな点の取り合いを想定した戦術になる

相手のゴールに近い位置でボールを持てればその分チャンスも増える。そりゃそうだ

ただ高い位置からプレッシャーをかけるということは、その分味方選手同士の距離が間延びし相手にスペースを与えることでもある。コート半分に11人が配置されているのとコート全体に11人が配置されているのでは、オープンスペースの量が違うよねという話

プレッシャーのかけ方を間違えれば簡単に相手のチャンスを作らせてしまう、まさに諸刃の剣のような戦術だ


ショートカウンターで有名なチームといえばなんといってもリヴァプール。クラブのワールドカップとも言われるChampion's League(以下CL)で今季準優勝を果たしたリヴァプールは、ゲーゲンプレスという手法での徹底したショートカウンターを主戦術とした

その結果CLのグループステージ(4チームの総当たりをホームアンドアウェーでやる)では、6試合でなんと23点を叩き出した。ガイジ

CL優勝を果たしたレアル・マドリードでも17点、3位のバイエルンミュンヘンは13点、同じく3位のローマに至っては9点である


このことからも、いかに爆発力に長けた戦術であるかはわかってもらえると思う



ショートカウンターをやる上で重要なのは、豊富な運動量と前線の守備における連動力

この戦術はとにかく走る。前線からボールを奪いにいくというのは、犬のようにボールを追いかけ続けるということだ。口で言ってもわかりにくいと思うので、動画を載せておく。こんなん90分もやったら本当に死んでしまう。筆者は見ているだけで疲れる

前述のリヴァプールも陸上部と揶揄されることがあるくらい、とにかく走ることが求められる戦術なのだ

https://m.youtube.com/watch?v=FtNALeubiUk


前線の守備における連動力というのは少しわかりにくいかもしれない。たとえば今相手がボールを持っていて、彼にパスコースが3つあったとする。その選手にボールを取りに行くプレッシャーをかけたタイミングで、2つのパスコースには味方のマークがついているが残りの1つは空いていたとしよう。するとどうなるか。ボールを取りに行った動きも、マークについた動きも、ぜんっっっぶ無駄になる。そして一本のパスで3人がかわされたことになる。人数をかけてボールを取りに行く分、かわされた時のリスクは尋常ではない

…というのを図解したつもりなのが下の図。赤が敵、赤い星がボールの位置、青が味方、黄色がパスコース


f:id:flower-nose:20180620225042p:plain



だから、連動力がとても大事になる。危険なパスコースを全て潰した上で、プレスを仕掛ける必要があるのだ



じゃあ日本でやるのはどう?というところ

正直これはかなりハマると思う。というか今も普通にやっている。今の日本のタレントはみんなちゃんと走れる。大迫原口あたりは運動量がウリの選手だし、コロンビア戦では乾香川の運動量も光った。この両名は元々よく走るタイプでもなく、負担が重いから途中で交代したという側面も大きいと思う

じゃあ連動力があったのか?っていうと、正直そんなになかったかなあという印象。でも連動力がないことがちゃんとみんなわかってるから、無理にプレスをかけることもあまりしていなかった。さっき言ったように、パスコースが空いてるのにプレス行くのはマジでアホだからね

ここの精度を高めれば普通に戦術として機能するようにはなると思うけど、実はそれが難しい。代表チームはクラブと違って、チーム単位で練習できる時間が短いからだ。ワールドカップが終われば年に2.3回の親善試合か、次のワールドカップの予選のタイミングでしか選手が集まらない。そんな中で細かい動きをチーム全体で共有できるかというと、クラブのそれに比べて当然精度は落ちてしまう

たださっきも言ったけど、これは別に90分間を通した主戦術にしなければ成立しない戦術ではない。うまくタイミングが合った時にショートカウンターを狙うという意識をチーム全体が持つだけでも、ゴールチャンスは確実に増える




というわけで、少し長くなったけど日本代表とカウンターサッカーの親和性について考えてみました

まーそもそも個々の能力あっての戦術だし、ワールドカップはクラブの試合と違ってステータスの殴り合い的な側面が強いということも事実だと思う。ほとんど個人的な意見なので、まあこういう見方もあるなという程度で考えてくれれば嬉しいです



この記事を読んで興味を持ったら、ドイツvsメキシコを是非フルタイムで観てほしい。NHKのアプリで観れるから

ここでは触れなかったけど、ドイツの攻撃のバリエーションも半端ねえよ。形としてはメキシコが完璧な守備してるのに、個々の能力と連携力でそれを突破していくのは本当に素晴らしかった。ゴールは出なかったけど、ゴール率40%のチャンスを何度も作っていたから、ドイツが勝っていても全然おかしくないゲームだったと思います

useless jg

 clash逆キャリー×2(5/25)


ああああああああ


まずは clashメンバーの四人本当にすまん。

2試合に渡って俺が負けさせたソロレーナーの二人も、topmidが負けてる中淡々とやることやってくれたbotの二人もほんとすまねえ


・1試合目(blue side)

fiora/graves/karthus/caitlyn/alister

nautilus/hecarim/katarina/twitch/braum


・2試合目(red side)

illaoi/sejuani/kassadin/twitch/braum

darius/nocturne/anivia/ezreal/alister




▪️反省点


★序盤にレーナー絡めて死ぬJGはいない方がマシ!!!!!!!


アホか!!!!!!!!!!!

これだけは本当にダメ。しかも2試合とも


どうして無理をして死んでしまったのか?

まずはガイジムーブの詳細を思い出してみる




▪️反省点の詳細


・1試合目

敵の位置が読めた。しかしその上で、その敵の位置情報を活かす方法を誤った

具体的には敵が青スタートだったので、俺がGVであることを考えると相手は青狼鳥赤で3になる動きの可能性が一番高い。事実そうだった。が、その赤にインベードした結果topからmidにかけての敵の方が殴り合いが強くキルを献上した


→hecarimが青狼鳥まで狩り終えた時点で俺は赤鳥と進みtopの蟹まで食えていた。この時点で敵が赤にいるというのは大方わかっていたわけである。ならば、敵の赤にワードを指して位置だけ確認し、戻って普通にファームすればbotの蟹まで自然な流れで食えたはずだ。ソロレーナーのマッチアップは負けていたわけだし、1周目でここまでのリスクを負う必要は全くなかった

また、スマイトを残しているにもかかわらずヘカリムのヘルスがかなり多くそこは誤算だった


・2試合目

状況が想定していた事態を外れ、瞬間的な判断を求められた結果パニクって意味不明な行動をとった

赤岩からtopの蟹に行くと、botから始めて赤青と狩り終えたノクターンが蟹を狩ろうとしているのをブッシュから確認。こちらは蟹を食えばレベル3になるが相手は蟹を食えてもレベル2のまま。3になればQがとれるので敵のレーナーが寄ってきてもブリンクで逃げることができる。悪い賭けではないと判断しスマイトバトルを判断。(1)蟹のヘルスがいいかんじになったところでブッシュから出るが、スマイトの範囲外だったのでフラッシュを切って(2)蟹を確保。3になったのでQを使って逃げ切れるはずだったが、思ったより早くダリウスが寄ってきていて(3)死亡。topレーナーのイラオイも道連れにしてしまう

→全体的に意味不明であるが、順を追って見ていきたい

(1)

この時点では悪い判断ではない。うまくこの蟹を取れれば2蟹管理できるし、この時点における岩とバフの経験値差を有利に還元できる可能性のある動きだ

(2)

フルチン「じゃあフラッシュを切ってまでやる価値のある動きだったかな?どうだろう。一回皆で考えてみよう。どうかな。……うん。違うよね。フラッシュのクールダウンって何秒だっけ。MSYM、わかる?」

MSYM「300秒です」

フルチン「そうだね。」

飽きた。とにかく、まともな判断ではない

フラッシュを切った時点で蟹が取れてもギリマイナスくらいの行動なので、本当に意味がわからない。たかだか10秒ステイした、くらいのサンクコストを切り捨てられない経済学部生の屑

(3)

ここでガイジ確定ガチャの演出

まーフラッシュ切った時点でとにかくまともな状態ではなかったことが見て取れる。今見たらガイジとかそういうレベルじゃなくてただの利敵行為じゃんこれ

目の前にある情報を受け入れることすらできていない



▪️反省点の原因と対策


どちらの試合でも、俺は目の前に差し出された情報の処理を誤った。また、ひどい時には情報を処理の領域に落とし込めてすらいなかった。おおよそjgをメインロールにしている人間の動きではない

じゃあなんでそんなことが起きるのかということを考えてみると、①経験不足と②瞬間的な判断能力の欠如が原因だと思う


①に関しては、なんだかんだジャングルの変更が来てからちゃんとしたレートでやったjgの試合が5試合くらいしかなくて、どのルートが主流だとか強いということは理解していても圧倒的に経験値が足りていなかった

赤鳥逆蟹のルートをとったのも、蟹で敵のjgと鉢合わせることも初めての経験だった。

変更が入ったとは言っても同じゲームであることには変わりないのでそれ自体がすごく大きい問題というわけではない。けど、であるならばもっと慎重に動くべきだったなあと思う。もっと平たく言えば、うまくいかなかった時のことをなんも考えていなかったとさえ言える

あと、一応自分のレートが高いので、対面に有利を取らなくてはいけないという意識が強かったかもしれないと今になれば思う。そしてそれがガバガバ行動を加速させた。そういった立場での試合も、あんまり経験したことがなかった。調子乗るなカス

今日の試合を通じてそれなりに1周目の考察が深まったように思うので、次回はそれを活かしてリスクとリターンが見合った行動を丁寧に選択していきたい。

文字にすれば至極当たり前だよなあ!

てか逆にお前それせずに何してたねん……


②は、日常生活からしてこういう傾向があるので割とどうしようもない。①を改善することで経験からスムーズに判断を行えるようにすることが主な解決策か

とはいってもどうしたって未経験の状況には遭遇するわけで、そういう時には普段よりもリスク偏重で動いてみる意識を持とうと思います




▪️まとめ

・リターンがリスクに見合う行動をとる。また、試合を壊すようなリスクはリターンが魅力的でも極力避ける

・未経験の状況においてはリスクを常に意識いて動く

(・難しいがいずれは。1つのプランがダメになってもいいように、今後の行動プランをいくつか用意する。)



マジで悔しい。次は勝ちたい